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すべてのコーヒー好きのために

Trip Coffeeは、すべてのコーヒー好きのために、焙煎豆を日本中の焙煎士から直接購入できる珈琲豆専門の通販サービスです。

国内には古くから街に根づいているお店や、メディアの露出は少ないながらも地域から愛されているお店など、さまざまな名店が点在しています。


そんなロースターたちが丹精込めて手掛けた個性豊かな焙煎豆を、もっと手軽に楽しめるように、豆の特徴や焙煎所のこだわりなどを発信できるプラットフォームと、安心して注文できる仕組みをつくりました。

普段何気なく口にするコーヒーという身近で普遍的でもあり貴重で奥深くもある存在。"Let’s meet the one!"という標語には、それらを見つめ直し、自分だけのその一杯に、その名店に、更にはその作り手たるロースターやバリスタと出会おうという思いが込められています。

そうして”自宅にいながらカフェ巡りができる” “手軽にワクワクするコーヒーの旅ができる”というコンセプトから『Trip Coffee』と名づけました。

きっかけはカフェ巡りが高じて

それまで何気なく缶コーヒーやインスタントコーヒーを常飲していた私にとって、スペシャリティーコーヒーとの出会いはセンセーショナルで衝撃的でした。
まるで果物のような香りと苦味だけではない複雑なコクは、今まで飲んでいたコーヒーとはまるで別物でした。それからは休日や旅行先で気になるカフェを探しては、そこで買った焙煎豆を自宅で愉しむというスタイルが定着しました。

しかし、

昨今のコロナ禍による外出自粛や飲食店の営業自粛などの影響で、焙煎豆を買いに遠出することが徐々に難しくなっていき、更には好きだったカフェが気づけば閉店しているなど歯痒く残念な思いをしました。


一方で自宅で過ごす時間が増えたことにより、スペシャリティーコーヒーを愉しむ事はできたものの、新たなコーヒーとの出会いや焙煎士の方々とお話してコーヒーについての理解を深めるきっかけも減少してしまいました。


『この状況をなんとか変えたい』


そう思い、これまで趣味で訪問して書き留めていた焙煎所やカフェのリストをもとに焙煎豆を注文しようとしたものの、HPを探すのも一苦労という現状。そもそも通信販売をされていなかったり電話のみの受付であったりなど、各店舗で状況は千差万別でした。

“もっと手軽にいろいろな焙煎豆を購入することはできないだろうか?”
“購入にあたって焙煎所の様子や焙煎士のこだわりが伝わるようにできないだろうか?”

そんな思いを抱きながら、手元の焙煎所リストは200件近くになっていました。
このリストの一部でもいいから比較して購入できるようになれば、私と同じコーヒー好きはきっと喜ぶはず。
またそれは、買い手だけではなく売り手側も無味乾燥な売買ではなく血の通った発信ができるのではないか。

この発想が”Trip Coffee”が生まれるきっかけとなりました。

日本の豊かなコーヒー文化を守りたい

歴史を紐解くと、コーヒーが初めて日本に伝来したのは江戸時代初期(1640年代)の長崎出島説が最有力とされています。
しかし、当時の日本には既にお茶の文化が浸透しており、独特の苦味や香りに馴染めない人も多いこともあり本格的に普及することはありませんでした。

しかし、その後の幕末1858(安政5)年に日米修好通商条約が結ばれ自由貿易が始まると、渡来したオランダ人によってもたらされたコーヒーは1866(慶応2)年に輸入関税が決定されると正式に輸入品目に並び、1877(明治10)年頃になると日本でもコーヒーを商品として取り扱う地盤が出来上がっていきました。

以降は横浜居留地内でコーヒーハウスを兼ねた休憩所に始まり、1888(明治21)年には日本初の喫茶店「可否茶館」が現在の台東区上野に開店し、文明開化という時代の追い風とともに広く民衆に浸透していきました。

翻って、現代の日本のコーヒー消費量はアメリカ・ドイツに次ぐ世界3位であり、世界有数のコーヒー大国になりました。
そんな歴史を持つ日本では、大手チェーン店の他にも個性的な焙煎所と焙煎士が日本各地に点在しており、こだわりを持ってコーヒーと向き合い、焙煎文化をはぐくむことで日本の豊かなコーヒー文化を支えています。

このサービスの本質は、そんな我が国に根づく名店をより多くの人に知ってもらい、単なる売り手と消費者の関係から、職人とそのファンという一歩踏み込んだ関係構築の一助となることです。ひいては、それこそが日本のコーヒー文化を醸成することにつながるのではないかと考えています。

是非、本サービスを通してお気に入りのカフェや焙煎所を見つけてください。
そこでのコーヒーとその先にある職人の想いに触れるような素敵な出会いのきっかけとなりましたら幸いです。

スタッフ一同

運営会社

株式会社ichi-ichi

代表取締役兼Trip Coffee代表
滝沢 健太

所在地 
〒222-0011

神奈川県横浜市港北区菊名7-11-16-2

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